巻き爪は、日常生活に深刻な影響を及ぼす問題です。
歩くたびに痛みを伴い、やがて歩く事が減って、外出したくないと思うように。歩かなくなると巻き爪が進行してしまい、出血や化膿といったさらに痛みが増す原因になり、悪循環に陥ってしまい廃用症候群にも繋がりかねません。
このコラムでは、巻き爪についての基本情報から、矯正の種類、お勧めの補正までをご紹介いたします。
健康で快適な爪を取り戻し、ご自身の足で100歳まで歩ける一歩を踏みだしましょう。
目次
1.巻き爪と矯正
2.巻き爪矯正の種類
3.プレート施術の内容と料金
4.88の経験と実績
5.まとめ
巻き爪と矯正
巻き爪とは、爪がし、皮膚に食い込んでいる状態の爪を言います。主に足の第1(親指)の爪に見られ、深爪やハイヒールといった先の細い履物が原因で起こります。
年齢に関係なく、もともと爪は丸まる性質があり、歩く事で爪に圧力が掛かり平らな状態を保ってます。歩かなくなると圧力が掛からないので、側縁が丸まり皮膚に喰い込んでいってしまいます。
喰い込んだ状態が続き、爪が皮膚に刺さると炎症を起こし、悪化して化膿し、歩行が困難になります。出血や化膿が伴う場合は皮膚科や形成外科、整形外科での適切な治療が必要です。
巻き爪補正には一時的に痛みを取り除くワイヤー方式が一般的です。皮膚科で採用されているので、ご利用されている方も多いのが現状です。一時的に痛みからは開放されますが、爪が伸びるとともに平らに保つことが難しく、ワイヤーを外した途端に爪が湾曲に戻ってしまい痛みが巻き返す可能性があります。
ワイヤー方式以外ですと、巻き爪の矯正はプレートを用いて巻いた爪の両端を引っ張り上げ、湾曲した爪を平らにし、痛みから開放します。ここまではワイヤー方式と同じですが、違う点は矯正は爪を平らな状態を維持できるよう、平らな形を覚えさせていきます。最終的には矯正器具を外しても、平らな状態を維持できるようにしていきます。爪先から根元まで平らになり、生えてくる根元の爪も平らになるようにすることで、巻き爪再発率が低減します。
プレート施術の内容と料金
巻き爪補正の種類は多種多様で皮膚科のワイヤーから、市販で販売していて自身で装着する物まであります。爪の巻き具合や爪の大きさ、厚みなども考慮すると補正方法はご自身に合ったものを選択が必要になってきます。
痛みを取り除くことが大前提であると、安心安全にサロンなどで施術を受けることを視野に入れると思われます。サロンで取り入れている矯正技術は爪にプレートを貼り付ける方式が大多数です。各社のプレートの種類で矯正力が変わってきます。爪先だけを持ち上げるプレートでは伸びてくる度に貼り替えが必要になってくるなど、長期間の施術が必要な矯正もあります。
市販品ではクリップ方式で自身にて装着して、爪を平らにできるものもあります。しかし、正しく装着するのは容易ではなく、装着する下準備の知識がないと装着もままならないのが現状のようです。装着しても、靴を履いているときに外れたり、お風呂でお湯に浸かったら外れたなど、不安定な代物では継続して使用するのは心許ないです。
弊社の使用するプレートは国内特許を取得したプレートを使い、矯正力も強く、外れにくく、安心安全に装着できる技術です。
補正内容は透明の樹脂製のプレートを爪の表面に張り付けて、端の食い込み箇所を持ち上げて、爪を平らにします。透明のプレートなので、器具が付いていても、サンダルを履いても目立つことはありません。矯正力が強く、一度の補正で爪全体が平らになり、個人差はありますが、短期間の補正が見込まれます。
プレートを用いての補正の効果は一度の施術で痛みは無くなります。
・プレート補正の料金は1指6,600円(税込)となっております。
プレート補正のメリットは再発率が低くなります。伸びてくる爪を平らにすることが目的になりますので、生えてくる爪が平らになれば器具を外してもすぐに痛みは出なくなります。見た目もキレイな爪になり、補正中でもマニキュアを塗ったりできますので、美容の面でも期待ができます。矯正完了後よりすぐに痛みが消えます。爪が喰い込んでしまう原因の爪を持ち上げることで皮膚との干渉を軽減し、痛みから開放されます。
デメリットは巻き爪は病気ではないので、保険適用外の自費サービスになるためコストの面で敷居が高く感じるとこです。
また、具体的な施術として、初回は爪先から補正を施し、平らになってきたら、次回以降に器具装着の箇所を変えていき、最終的には爪の根元部分が平らになるよう矯正するため再発率が低くなります。痛みがある場合でも、丁寧に爪を持ち上げ、爪の状態を見極めながら施術をするので装着に痛みを感じず、見た目も爪が拡がり装具が付いてるか分からないほど自然な仕上がりになります。
・補正中は日常生活で歩くことや入浴に問題もなく、軽度のスポーツも可能です。
・一趾(親指)以外でも、小さい爪や短い爪など、あらゆるタイプの爪も対応可能です。
・再発しないことが100%補償されるものではありません。
弊社の経験と実績
体験談1
以前、このような事がありました。痛みがあり歩くことも困難な為、訪問での巻き爪補正のご依頼を頂きました。軽く炎症しており、見た目以上に痛むとのことで、慎重に痛みの箇所を特定して、干渉部分の負担が軽くなるように爪の補正を行いました。施術中も触れるだけで痛みで足が動いてしまわれました。無事に補正が終わり、爪も持ち上がって負担箇所も軽減できて、実際に立ち上がってもらったところ、痛みは嘘のように消えてスタスタと歩けるようになりました。歩く際の踏み込みも補正前は踏み込むどころか、つま先を浮かして歩いていたのに今は踏み込んでも痛くないとのことでした。
巻き爪補正を行ったあとすぐに歩けるようになったことに泣いて喜んで頂け、玄関まで歩けるようになり見送っていただくことに。施術前は痛みで緊張されていましたが、施術後にすぐに痛みが和らぎ見違えるように表情も明るくなっていました。
その後は何事もなく、前みたいに外出もできるようになりました。日々の活動量も増えて、歩くことで爪は巻きにくくなります。今では定期的に弊社まで通えるようになり、エンジョイできる日々を取り戻せました。
体験談2
巻き爪とのことでご依頼いただき訪問致しましたところ、実際に拝見すると湾曲はしているけど、補正するほどの爪の食い込みは見られませんでした。お客様ご自身で判断する場合と私どもの判断は一致しないこともあります。事前にお電話で状態はお伺いしておりますが、程度の差は踏まえて、拝見させていただいてから、お客様に合ったケアの判断も致します。
この場合は予防の観点から補正も視野に入れても宜しいかとも思われましたが、爪の適正な長さと厚みの調整で巻き爪も予防できると判断し、補正ではなくネイルケアのご提案を致しました。
カウンセリングは無料で承っておりますので、拝見させていただいてから皮膚科受診が必要なのか、弊社のケアで充分なのか判断ができます。まずは迷ったら、最初の窓口として利用してみてはいかがでしょうか。
体験談3
長年、巻き爪で悩まれていたお客様がいらっしゃって、今までの巻き爪の為に頑張ってきたお話しを拝聴させていただきました。最初は皮膚科に行き、生爪を剥がされ痛すぎて歩けなくなったそうです。ワイヤー方式で施術しても外した途端に効果が無くなってしまうし、ネイルサロンで頼んでも、矯正力の弱いジェルネイルをされて、まったく平らにならずに高い料金で終わってしまうなどのお話しでした。
そんな折、ネットで弊社を知っていただき来訪されて、長年悩んでいた巻き爪も一度で平らになり、戻る気配もなく痛みから開放されて一番効果が実感できたと喜ばれました。
長年悩んでて、遠回りしてきただけに、弊社を知って早く来れば良かったと言っていただけました。
巻き爪の補正やケアは人それぞれに合った技術があるはずです。どの技術も巻き爪の改善は見られることもあり、無駄に終わることもないと言えます。ただ、その人に合った補正方法が見つかるか見つからないかの問題で、弊社に辿りついて補正を受けて頂けたら、補正の効果はどの技術よりも一層効果が実感できると自負しております。
まずは巻き爪は補正できることと、その中でも弊社の補正技術を知っていただきたいと思います。
保有資格
巻き爪の症例は500以上、ペディグラス社『巻き爪補正士』、東京フットケア協会所属、足育研究会会員、下北沢病院『足の番人 シルバーランク取得』
まとめ
ご高齢の方はどうしても、迷惑をかけられない・足を見せることが恥ずかしい・足に興味がない・足に関して誰に相談していいか分からない。などの理由で状態が酷くなってしまう方が多くみられます。
一度、ご自身で爪切りは出来ているか?確認していただきたいと思います。爪にトラブルをかかえたままお過ごしになり、いつしか歩くことも嫌になり引きこもってしまう方も少なくありません。人生100年時代と言われておりますが、歩行が出来ることと出来ないのでは同じ人生でもかなり違いが生じてきます。足の爪を整えるだけで歩き方・姿勢も変わってきます。なにより、ご自分の足がキレイになり歩きやすくなったことを何よりも喜んでいただいております。
ほとんどのお客様は人生最後まで自分でトイレには行きたいとおっしゃいます。どうぞ、ご家族様の足の爪を確認して見てください。歩行寿命を伸ばし元気に過ごせる毎日にいたしましょう。
まずは、プレートから試されてみてはいかがでしょうか?
お気軽にご連絡ください。